夏越しの祓い6月30日は上半期の最後の日、この日は建部大社で「夏越しの大祓い」が行われました。 毎年、お参りに行くのですが、今年は神事が始まる時間に行けましたので、始めてこの神事を見ました。 参道には「茅の輪」が作られていて8の字に回ってお祓いをします。
この神事は半年の厄や穢れ(けがれ)を祓い清め、残り半年を無病息災で過ごす為に御祈祷されます。雨の中、多くの参拝者に混じり、テントの1番前でこの神事を見ていました。 神主さん5人が揃われて、その内の1人の方が大きな声で祝詞をあげられます。頭を下げて聞いている内に、その神主さんの声のトーンが急に落ち、呂律も回らない感じで、頭を上げてみると、手が震えておられて、深呼吸を何度もされています。回りの女性の方達も「おかしいね、声が何を言われているのか全然聞こえないし、倒れはるのでは?」と言い出しました。 漸く、祝詞を終えてその神主さんは元の位置に戻られましたが、顔は青黒く、目をつぶり、深呼吸ばかり、体が左右に揺れています。思わず、倒れると思いました。隣の方も「危ない」と言われ、神事のことよりその神主さんの様子ばかりに目が行きました。でも、何とか頑張られて、無事に神事は終わりました。私も人型に息を吹きつけて半年の穢れを祓いました。(穢ればかりの半年でしたのでね)
7月からの後半も、無病息災で過ごせますように! 勿論、皆さまの無病息災もお祈りしました。